お子様をお持ちの親御さんへ―小児歯科・小児予防―
当クリニックは、お子さんにも親御さんにも
やさしいクリニックです
アルプデンタルクリニックでは、
バリアフリー設計を採用しています。
出入り口の段差がないので、
ベビーカーでも気軽にご来院いただけます。
また、診察室のスペースを広くとっているため、
そのまま診療室までお入りいただいても
かまいません。
なお、キッズスペースを用意しておりますので、診
療前にお子さんが退屈しないよう配慮しています。
歯医者が苦手なお子さんでも、
ぜひお連れください。
小児科の専門医が
治療を行います
歯医者が苦手な子どもや少し治療の難しい症例を抱えている人はいませんか?
アルプデンタルクリニックでは、隔週土曜日に小児科専門医が治療を担当。治療の難しい症例にも対応しています。
当クリニックの小児歯科治療について
まずは慣れてもらうことから
スタートします
お子さんに麻酔を行う場合は、いきなり注射を打つのではなく、まずは医院の雰囲気に慣れてもらうことからはじめます。スタッフや医師が笑顔で話しかけるのはもちろん、使う道具を見せたり触らせたりしながら慣れてもらい、治療は痛みがでないものや簡単なものから行っていきます。そうして慣れてもらいながら徐々にハードルを上げ、本格的な治療をする流れをつくるのです。
このような診療ですから、恐怖心が強いお子さんは通院回数が長引くかもしれません。お母さんも大変かもしれませんが、最初が肝心ですので、ご理解いただけるとうれしいです。
年齢に応じた診療
小児歯科では一般的に、4歳から本格的な治療を行うものとされています。4歳未満の子どもはまだ言語理解の中枢とされる大脳新皮質が十分に発達段階なので、言葉で言い聞かそうと思ってもなかなか難しいのです。聞き分けが良くない場合は、虫歯の進行を止めることを優先して治療にあたります。このようにすれば、治療をスタートしても痛みが出にくくできます。もし痛みがあれば、応急処置を施して治療を進めますので心配ありません。
※3歳以下の子でも聞き分けの良いお子さんに関しては積極的に会話をして説明を理解してもらいながら治療をスタートしていきます
ラバーダムを使用します
小児歯科の治療では、ラバーダムと呼ばれるゴムのシートを使うことがあります。
この中でも特に重要なのは、治療箇所に唾液を入れないようにすること。これにより、歯を乾燥から守り虫歯に感染した部分を除去できたかどうかを確認しやすくなります。詰め物をするときに歯が乾いていないと定着が難しいので、そういった意味でも重要になります。さらに神経の治療するにあたって、消毒をしても唾液が入ると、唾液の中に含まれている細菌が入ってしまうのでそれを防ぐというメリットも大きいといえるでしょう。
ラバーダムによる治療は時間と手間がかかり、保険治療の点数に反映されないため、採用していない医院が多いという現状があります。しかし、ラバーダムを使うことで治療の精度を高めれば虫歯の再発がなくなりますし、患者さんへの負担を減らすことができるため、当院では採用しています。
【ラバーダムの5つの役割】
- 01
-
口の中に水や薬、
削りくずが入らないようにする
- 02
- 治療箇所に唾液が
入らないようにする
- 03
- 舌やほおの横にロール綿を押し込
んだり、ミラーなどの
器具で押さえなくてよい
- 04
- 舌や唇、頬を治療の時に
傷つけるリスクが減る
- 05
- 治療するにあたって、むし歯に感染
している歯が確認しやすくなる
治療が終わったら、
予防も重要です
子どもの予防が大事なわけ
3歳までに虫歯が発症した子どもは歯が生え替わってからも虫歯になるリスクが高いことが、日本小児歯科学会の研究論文で指摘されています。これは乳歯の虫歯菌が永久歯にうつるわけではなく、生活習慣が密接に関係していることを意味します。甘いものが好きだったり、歯磨きをきちんと行わなかったりすることで、歯が生え替わってもその習慣を続けてしまうがうえに、永久歯になっても虫歯のリスクが高くなるわけです。
子どものころから予防に努めることは、お子さんの将来の歯の健康のためにも重要です。自分の歯や口のことについて関心を持ってもらって、自分で管理する意識を植え付けることは大事です。当院では、お子さんが自立して歯の管理をできるようにするための指導にも力を入れております。子どもだけでなく、家族全員で同じ価値観を持って日々の生活習慣を見直し、口の健康を維持できるように願っております。